やはり野村萬斎の演技がネットで話題になっているようですね。
なので、もう少しこのネタで引っ張ってみようw
もう飽きた? まあそう言わずに。
第2夜はまだ見終わってないし、事件の真相を犯人目線で描かれるのであまり感想は書けないだろうから登場人物について少し。
設定を日本に変更しているので、名前の置き換えを見比べてみたい。
(順序は早川文庫の見返しを参照)
勝呂武尊(すぐろたける)_エルキュール・ポアロ/名探偵
エルキュールはギリシャ神話の英雄ヘラクレスのフランス語
それを日本神話のヤマトタケルに。
莫(ばく)_ムシュー・ブーク/国際寝台車会社の重役
馬場舞子(ばばまいこ)_メアリ・デブナム/イギリス人の家庭教師
能登巌(のといわお)_アーバスノット/イギリス人の大佐
藤堂修(とうどうおさむ)_サミュエル・ラチェット/金持ちの紳士
幕内平太(まくうちへいた)_ヘクター・マックイーン/ラチェットの秘書
益田悦夫(ますだえつお)_エドワード・マスターマン/ラチェットの執事
羽鳥夫人(はとり)_ミセズ・ハバード/アメリカ人の婦人
須田(すだ)_コンスタンチン博士/ギリシャ人の医師
轟侯爵夫人(とどろき)_ドラゴミロフ公爵夫人/ロシア人の富豪
昼出川澄子(ひるでがわすみこ)_ヒルデガード・シュミット/公爵夫人の召使い
安藤伯爵(あんどう)_アンドレニ伯爵/ハンガリー人の外交官
安藤伯爵夫人_アンドレニ伯爵夫人/伯爵の妻
羽佐間才助(はざまさいすけ)_サイラス・ハードマン/アメリカ人の私立探偵
呉田その子(くれたそのこ)_グレタ・オールソン/スウェーデン人の婦人
保土田民雄(ほとだたみお)_アントニオ・フォスカレリ/イタリア人のセールスマン
三木武一(みきぶいち)_ピエール・ミシェル/フランス人の車掌
剛力大佐_ジョン・アームストロング
剛力曽根子_ソニア・アームストロング
剛力聖子_デイジー・アームストロング
小百合_スザンヌ
概ね元の名前をモジッて付けられていますが私の不勉強か、よくわからない人がチラホラw
「意外な犯人」ということで『アクロイド殺人事件』とともに物議をかもした原作があまりにも有名すぎて、読む前に犯人を知ってしまった人も多いでしょう。
(私もそうでしたw)
ミステリにとってネタバレは致命傷ですが、ネタバレ後に読んでも十分楽しめる傑作なので、ドラマ(映画)を観て原作は未読の方、ぜひ読んでみて欲しいな。