アニメ『パタリロ!』のDVD-BOXが2016年8月に新たに発売される。
「だーれが殺した、クックロビン」
わー、懐かしい!
アニメ『パタリロ!』
1982年から1年間にわたり全49話が放送された。
原作マンガを読んでいたので、アニメ化されたときはそりゃもう驚いたよね。
放送時間帯は何度か変更されたが、打ち切りにもならずによく1年も続いたもんだ。
オープニング「パタリロ!」
パタリロの七変化が楽しい。
エンディング「美しさは罪」
(第1話~20話・第48話~49話)
お耽美な世界が満ちあふれた名曲。
エンディング「クックロビン音頭」
(第21話~47話)
中毒性のあるフレーズは、英国の伝承童謡マザーグースの詩に由来する。
パタリロ=白石冬美
「常春の国マリネラ」の国王。王位を継承した後も「殿下」と呼ばせている。
バンコラン=曽我部和行
イギリス情報局秘密情報部「MI6」の諜報員。「美少年キラー」の異名を持つ。
パタリロのボディガードを引き受けて以来、おちょくられ続けている。
マライヒ=藤田淑子
元はパタリロの命を狙う殺し屋だったが、バンコランにぞっこんの愛人となる。
マライヒ以外にも、バンコランの眼差しに頬を染める美少年たちの声は女性が演じている。
タマネギ部隊=古川登志夫、野島昭生、三ツ矢雄二、古谷 徹、塩沢兼人、塩屋 翼
マリネラ王国国王直属のエリート軍人。パタリロにおちょくられこき使われている。
タマネギ頭に統一されたとぼけた見た目に反し、素顔は選りすぐりの超美形集団である。
そのため演じている声優も錚々たる顔ぶれ。
魔夜峰央の原作マンガ
原作マンガは1978年に白泉社の雑誌「花とゆめ」で連載開始。
掲載誌を何度か変わりながらも、現在まで連載が続いて……たのね!
コミックス最新刊は今月発売の第96巻!
そして先月の「メロディ」誌での掲載を最後に、紙媒体から「花LaLa online」のWeb連載へのお引っ越しが発表されている。
30年以上前の10代の頃、同級生が買っていた雑誌やコミックスを回し読みさせてもらっていたのだが、みんなで腹がよじれるほどツボにはまってしまった記憶がいまだに忘れられない。
黒井さんちのプリンスメロン
マンガを読んだことのある人は、このフレーズに見覚えがあるだろうか。
極秘通信をいくつもの中継所を経由して伝言していく内に、文章がどんどん変化していき意味が訳分からなくなっていく。
最新鋭のシステムであるにも関わらず、中継所がどんどん辺鄙な場所へと落ちぶれていく可笑しさと、伝言が絶妙に変化していく可笑しさが相まってツボにはまってしまった。
「あるいは暗号か?」
送信先で意味がわからないから問いただす返信を送ると、それがまた変化していき堂々巡りのやりとりが続く。
しばらく思い出し笑いに悩まされた懐かしい記憶。
また読みたくなってきた。