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きみはミュウだ!『地球へ…』の思い出 in日本モンキーパーク

アニメ

お題「印象に残っている展覧会」

今日はお題ネタです。

日本モンキーパーク

子供の頃お世話になった遊園地は愛知県犬山市の「日本モンキーパーク」です。(昔は犬山ラインパークという名称だった)

併設されたモンキーセンターは猿に特化した動物園で有名ですね。

日本モンキーパーク(愛知県犬山)

日本モンキーセンター

遊園地では定期的にアニメや特撮ヒーローの企画展や恐竜展などが開催されていて、毎年それを目当てに遊びに行きました。

その中でいまだに忘れられないイベントがあります。

1980年『SFアニメの世界 大宇宙の旅』

同年に公開されたアニメ映画『地球へ…』をメインに扱った展示イベントでした。

竹宮恵子のマンガが原作のSFアニメです。2007年にTVアニメにもなった人気作品。

(ソルジャー・ブルーとジョミー)

イベントのパンフレットをまだ持ってました。

右下になぜかガイキングが!

展示は宇宙の始まりから地球の歴史、宇宙開発の解説など。

スペースシャトルの初飛行が予定されていて、宇宙への関心が高まっていた時代でした。

映画の解説も懐かしいですねー。

他のSFアニメや特撮もちょこっと紹介されてました。

きみはミュウだ!

展示ルートの途中にひときわ子供達が群がっている場所があった。ESP(エスパー)チェックというタッチパネルの装置に、我も我もと手を伸ばしベタベタ触りまくっていた。

こういう場合、引っ込み思案な私はひとりで突撃する勇気がなく素通りするところなのだが、その時は何故だか吸い寄せられるように人垣をすり抜け、パネルに手のひらを当ててみた。

すると壁一面のパネルがピカピカ光りはじめ、ひとつのパネルの中に鎮座していた「ナキネズミ」のオブジェがくるくる回り出してしゃべった!

「きみはミュウだ! きみはミュウだ!」

(ナキネズミ)

もうビックリ! 周りの子供達の視線を一身に浴びてしまったのだ。

いやー、もう恥ずかしいやら誇らしいやら。

何十人に一回は反応するようになっていただけだろうが、自分は「新人類」なのかもしれないという気持ちで、しばらくはフワフワした感じがしていた。強烈な体験であった。

スタンプコーナーでは、なかなか近づけずにいた私を見兼ねた父が押してくれた。

ほんとは『地球へ…』のキャラクターのスタンプが欲しかったのだが。

体験した証明パスがもらえた。宝物として大事に取ってあった。

2枚なのは、母は人混みが嫌いでいつも展示場の外で待っていたからだ。

でも、秋に開催されていた「菊人形展」にも毎年見に行っていたのは母の趣味だったに違いない。

これが私の印象に残っている展覧会の思い出です。

映画『地球へ…』もまた、忘れられない大好きな作品のひとつになったのでした。

2016.9.12追記

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