水玉模様って好きですか?
POPで可愛いですよねー。
でも私はちょっと苦手です。ストライプとかチェックとか直線デザインの方が好きです。
小さいドットの水玉模様は可愛らしいと思うんだけど、大きいドットのデザインは何か不安を感じるというか……
草間彌生デザインって可愛い? 怖い?
水玉デザインといえば、世界を魅了する芸術家・草間彌生の代表的モチーフです。
すごくインパクトのあるデザインで人気ですが、ご本人もかなりのインパクトです。
あ! もう88歳なんですね!
ご高齢なのは知ってたけど、すごいエネルギーですなー!
しかし、この草間彌生のデザインが私はどうも苦手です。
そもそも抽象だの前衛だのがよくわからないのだけれど、気持ち悪くてしかたがない。
実際のところ、可愛いと思う人と怖いと思う人がいるようですし。
Amazonで手に入るグッズの画像を借りてきた。
これくらいなら、まだ可愛い。
が、バナナの黒斑が嫌いな私はもう気持ち悪いけど。
このあたりから、ぞわぞわ落ち着かない。
このマウスパッドとか、目まいがしそうなヤバさ。
現在、東京の国立新美術館で草間彌生展「わが永遠の魂」が開催中です。
(終了しました)
もちろん観に行ったわけではありません。
ここで展示されている花のオブジェを撮影した画像を、ネットでたまたま見つけて私は気がついたのです。そしてトートバッグのイラストを見て確信しました。
私が大きな水玉模様に不安を感じるのは、『赤影』のせいだと!
人喰い植物ばびらん
『仮面の忍者赤影』は1967年の特撮番組。生まれる前の番組だが、幼い頃から何度も再放送で楽しんできた大好きな作品だ。奇妙キテレツな敵忍者や怪獣がいっぱい出ていた。
シリーズ最終章である第四部・魔風編(第49話)
魔風忍群の仕掛けた罠に誘われて、ファンタジーな森に迷い込んだ赤影たち。
大きな水玉模様のキノコが生えてるメルヘンな世界。
そこに現れた怪しいおねえちゃん。
しかし、その正体は変なおっさん!
花粉道伯(はなのこどうはく)という魔風忍群のメンバーが女に化けていた。
同じ鼻輪しててバレバレだけど。
道伯があやつる食虫植物のバケモノ「ばびらん」が怪しい花粉をまき散らし、触手を伸ばして人をさらって飲み込んでしまう。
上の画像は、赤影が空を飛んで戦っているところです。
白塗りの女が気持ち悪かったのか、毒々しいキノコに不安を感じたのか、花弁が斑点模様の「ばびらん」が人を飲み込むのが怖かったのか。
この水玉の世界が、幼い心に恐怖を植え付けたのは間違いないでしょう。
他にも、第一部には悪童子(あくどうじ)とか、第二部には白蝋鬼(はくろうき)とか、気持ち悪い水玉模様の敵忍者がいたけど。
あ!
もしかしてバナナの黒斑が嫌いなのは、白蝋鬼のせいなのかも?
あなたには、子供の頃に観たテレビから受けたトラウマってありますか?