Amazonプライムビデオに『キャプテンウルトラ』と『ジャイアントロボ』が追加されました。
どちらも1967年に放送された東映制作の特撮番組です。
まさかAmazonで観れるようになるとは!
同じ東映制作で1967年放送の『仮面の忍者赤影』は既に配信されていたから不思議ではないのだけれど、つい先日『キャプテンウルトラ』について書いたところだったのでビックリしたよ。
ただ『赤影』と『キャプテンウルトラ』は再放送を何度も観た記憶があるけど、『ジャイアントロボ』はほとんど覚えてないんだよなー。一度くらいは観たことはあると思うんだけど。
なので『ジャイアントロボ』についてちょっと振り返ってみる。
ジャイアントロボ(1967)
原作は『鉄人28号』や『赤影』の横山光輝。
『鉄人28号』も過去に実写ドラマ化されていたが巨大ロボットではなかったので、この『ジャイアントロボ』が巨大ロボット特撮の草分けである。
草間大作は、ハワイから日本へ向かう洋上で乗っていた船を怪獣ダコラーに襲われ、船上で知り合った南十郎と共に謎の島に漂着する。島には世界征服を企むギロチン帝王率いるBF団の基地があり、強大な鉄巨人/ジャイアントロボが完成していた。ロボの開発者であるドクトル/ガルチュワはロボが悪魔の兵器となることを恐れ、爆破を試みるが失敗しBF団に抹殺されてしまう。だが、偶然にも操縦機に吹き込んだ大作の声を最初に認識したロボは、大作の指令にのみ反応するようになった。南は自分が国際秘密警察機構ユニコーン団のメンバーであることを明かし、大作とロボをユニコーン団日本支部に迎え入れる。隊員ナンバーU7となった大作とジャイアントロボは、BF団が次々と送り出す怪獣、ロボット兵器に立ち向かう。
第一話を観てみたけど、やっぱり思い出せない。
まず主題歌がわからない。何て歌ってるのか聴き取りづらいわー。「ジャイアントロボ~」しか解らん。
これでは口ずさめないから忘れてしまうのも無理はない。
内容を忘れても主題歌は覚えてるもんだけどね。致命的でしょこれは。
そして、ロボのルックスが好きじゃなかったんだろうな。スフィンクスみたいな頭部とか、目付きとか。
遠隔操作される野暮ったさとか。
巨大ヒーローならウルトラマンの方が断然スタイリッシュでカッコいいし、人間が操作するロボットにしても、アニメのマジンガーZとか主人公が乗り込む方が緊迫感があるし。
ジャイアントロボも登場時はすごく魅力的だったんだろうけど、70年代のロボットアニメブーム世代の目には既にダサいロボットとなっていたんじゃないかなぁ。
だけど観てみて「おぉ!」と思ったところも。
今まさに最先端の音声認識端末!
しかも音声登録した人物だけが操作できる本人認証方式だ。50年前に考えられていたとは驚きだ。
あんまり好きじゃないと思ってたけど今改めて観れば、古き良き時代の特撮として色々楽しめそうだ。
続きも観てみよう!
※現在はプライム見放題は終了し、課金レンタル配信へ切り替わっています。
アニメ化されてるけど観たことないや。